パソコンの不具合から学ぶ感情の整理の仕方
突然、今年の8月にパソコンが起動しなくなった。
今までなんの問題もなく使えていたのに!
原因は、セキュリティソフトを変えたこと。
正式購入する前にお試し版を使ったのだが、イマイチよくなくてアンインストールした直後から様子がおかしくなった。
パソコンは毎日仕事で使うものなので、使用できないとなると非常に困る。
次第にイライラしてきた!
なんでパソコンが当然動かなくなるの!!!
八つ当たりしたい気持ちを押さえて、大きく深呼吸
私たちを怒らせているものの正体
私たちを怒らせているものはなになのか?考えたことはありますか?
誰かだったり、できごとだったり、またそれ以外のなにかだったりでしょうか?
実は、私たちを怒らせているものの正体は、私たちの中にある価値観なのです。
これを『べき』と呼んでいます。
- 時間は守るべき
- 約束は守るべき
- 子供はこうあるべき
- 会社はこうあるべき ・・・
という『べき』
つまり、自分が信じている価値観だったり信念です。
これが目の前で裏切られた時に怒りを感じるのです。
今回の場合、パソコンは壊れるべきではない!という私の『べき』があったからイライラしたわけです。
そこで、アンガ―マネジメントの暗号② 思考のコントロールです。
考えたら、機械なんだからいつ壊れてもおかしくない!そう思ってたら事前に対処がとれたのにその対処をしていなかった私が悪いわけです。
気持ちを切り替えて、ここで暗号③ 行動のコントロール!
パソコンが壊れたことは変えられないこと。
しかし私にとっては重要なこと。
この場合は、先ずは現状を受け入れ、できることを探すです。
大きく深呼吸して気持ちを切り替え、落ち着いて今できることを考えました。
- セーフモードで起動できるかやってみる
- 起動したら必要なデータだけ取り急ぎバックアップをとる
- 復活見込がなかったら、古いパソコンで作業しながら新しいパソコンを購入する
- 新しいパソコンの値段を調べる
落ち着いてできることをやってみると、イライラも軽減してきた。
まだまだトレーニング中なので無駄にイライラしたりすることが多いですが、このように論理的に考えると次第に自然と身についてきます。
アンガ―マネジメントは3つのパーツから構成されています。
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