【コラム】GPT-5とGPT-5-thinkingの違い|歴代モデルの進化と賢い使い分け方を初心者向けに解説

AIは“誰を使うか”より“どう使うか”の時代へ

2025年8月9日
ChatGPT5がついにリリースされましたね!

生成AIは毎年進化を続けています。




新しいモデルが登場すると「とりあえず最新版を使えばいい」と思ってしまいませんか?

実はモデルの特徴を知って使い分けることがとても大切なんです。

これは、職場で状況に応じて新人に任せるか、ベテランに頼むかを選ぶのと同じです。
AIも、場面に合わせて最適なチームメンバーを選ぶ時代になっています。

そこで、歴代モデルの特徴を具体例を入れてわかりやすくまとめてみました!

歴代モデルの進化ポイント

主要モデルの特徴を、ビジネスの現場に置き換えて見てみましょう。

モデル特徴例えると…ビジネス活用例
GPT-3.5(2022)会話ができるレベルに到達。短文や要約が得意だが複雑な課題は苦手。会話はできるけど聞き返しが多い新人簡単なメール文作成、短い説明文
GPT-4(2023)論理性・正確性が向上。長文や複雑なテーマも対応可能。話の流れを理解して答えるベテラン提案書、研修資料、長文の添削
GPT-4o(2024)画像・音声も理解するマルチモーダル対応。会話だけでなく図面や写真も読める多才な先輩資料画像の説明、音声からの議事録化
GPT-5(2025)文脈理解がさらに向上。長いやり取りでも破綻しにくく柔軟に対応。相手の理解度や目的に合わせて話を進める、柔軟で頼れる先輩長期プロジェクトの戦略設計、条件の多い企画立案

GPT-5とGPT-5-thinkingの違い

同じGPT-5でも、モードによって性格が変わります。

項目GPT-5GPT-5-thinking
速度速い(即答型)やや遅い(熟考型)
特徴要点を簡潔にまとめる背景や根拠を踏まえて深く説明
向き不向き急ぎの調べ物、短文作成複雑な条件整理、戦略立案、長文構成
例えると会議中に即答する敏腕同僚データを分析して提案する頼れる参謀

同じ質問でもこんなに違う!

質問:「日本で高齢者の就労促進を成功させるための施策を考えてください」

1. GPT-5(通常モード)

高齢者の就労促進には、以下の施策が考えられます。

  • 定年後再雇用制度の柔軟化
  • 短時間勤務や在宅勤務の推進
  • 健康維持のための福利厚生強化
  • 再就職支援セミナーの開催
  • 年齢に応じた職務設計
    これらを組み合わせることで、高齢者が働きやすい環境を作れます。

特徴

  • 5〜10秒程度で回答
  • 要点を手早く提示
  • 深掘りは少なめ

2. GPT-5-thinking(じっくりモード)

高齢者の就労促進には、単に雇用枠を増やすだけでなく、健康・スキル・意欲の3要素を同時に満たす施策が必要です。以下に3段階で提案します。

① 健康面の支援

  • 定期健康診断に加え、職種ごとの体力基準に応じた負担軽減策
  • 作業負担を軽減する補助機器(例:アシストスーツ)の導入補助

② スキル・適性のマッチング

  • 60歳以上向け職業訓練(IT基礎、接客スキル、地域インフラ維持業務など)
  • 職務経歴と地域ニーズをAIでマッチングする就業支援システム

③ 意欲を引き出す職場づくり

  • 年齢に関係なく意見が通るチーム体制
  • メンター制度で若手と高齢者が互いに学び合う仕組み

実施ステップ例
1年目:自治体×企業でモデル事業 → 成果検証
2年目:好事例を全国展開、業界別マニュアル化

こうした多面的アプローチにより、単発の雇用施策ではなく、持続可能な就労環境が整います。

特徴

  • 15〜20秒ほどかけて回答
  • 背景や根拠を踏まえて体系的に提案
  • 実行手順や優先順位まで提示

GPT5とGPT5-thinkingの違いをまとめると

項目GPT-5GPT-5-thinking
速度速い(数秒)少し遅い(十数秒)
情報量要点のみ詳細・構造化
推論浅め深く、背景や根拠を説明
使いどころ簡易な相談、即答がほしい時複雑な課題、戦略や企画を練る時

この感じで見ると、
急ぎの資料作成やでアイデアがほしい時 → GPT-5 ・・・「すぐ答えが返ってくるチャット相手」
緻密な計画、提案書や長文構成 → GPT-5-thinking ・・・「じっくり相談してくれる戦略パートナー」
という使い分けがわかりやすいと思います。

まとめ

生成AIは、とりあえず使えばよいではありません。
頼れるチームメンバーとして、それぞれの特性を理解し、状況に応じて使い分けることが何より大切!

ぜひ、モデルを切り替えてその結果を体感してみてください。