【コラム】管理職のセルフケア

部下のメンタルケアを担う管理職の皆さん。

チームを率いる責任感から、自分のストレスケアは後回しになっていませんか?




多忙な毎日や「自分が弱音を吐いてはいけない」という強い役割意識は、知らず知らずのうちにストレスを蓄積させ、心身の不調を見えにくくします。

しかし、上司自身の心身の健康こそが、チームの安定と成長に不可欠です。

ここでは、多忙な管理職でも無理なく取り入れられる、実践的なセルフケア方法を3つご紹介します。

1. 頭を休める「3分間のデジタルオフ」

会議、チャット、メール、そして報告対応など。

現代の管理職は、常に情報にさらされている状態です。知らず知らずのうちに、脳がオーバーワークになっていませんか?

おすすめのセルフケア

  • 1日1回、スマホやパソコンから3分間だけ離れる
  • 昼食後や移動中など、タイミングを決めて目を閉じ、呼吸に集中する

たとえば、こんなふうにしてみましょう:

「昼食後、スマホを伏せて3分間だけ深呼吸。目を閉じて吸って、吐いてに意識を向ける

ほんの数分でも、脳に余白が生まれ、思考がすっきりします。

2. 気分転換につながる「ながら運動」

「運動しなきゃ」と思っていても、時間がないのが現実ですよね。

しかし、意識をちょっと変えるだけで、日常に運動を取り入れられます。

おすすめの習慣

  • 一駅歩く、階段を使うなど通勤を活用
  • エスカレーターではなく階段を使う
  • 1時間に1回、立ち上がって背伸びをする

たとえば…

「長めの会議が終わったら、その場で立ち上がって深呼吸。肩を回してみる」

これだけでも血流がよくなり、頭がスッキリ。午後の集中力も変わってきます。

3. 感情と向き合う「書く」「話す」時間をつくる

責任ある立場になるほど、誰にも本音を言えなくなる――。

そんな役割上の孤独を感じていませんか?

とはいえ、自分の気持ちを押し込めたままにすると、心が疲れてしまいます。

おすすめの習慣

  • 就寝前に、「今日あったよかったこと・つらかったこと」を1行だけメモ
  • 家族や信頼できる人と、仕事以外の話をする時間を意識的に持つ
  • 完璧にやろうとする気持ちに気づいたら、「これは人に任せてもいいかも」と考えてみる

たとえば…

「今日は部下の提案に助けられた。嬉しかった」

「家族と30分だけ夕飯を囲む」

「この仕事、Aさんに任せてみよう」

自分を整える時間を少しでも持つことが、結果的に周囲への良い循環を生んでいきます。

まとめ

管理職は「支える側」であると同時に、「自分を守る責任」もある立場です。

頭と心に余白をつくる「3分のデジタルオフ」、日常に取り入れやすい「ながら運動」、感情をためこまない「書く・話す」習慣。どれかひとつでも、ぜひ今日から意識してみてください。

あなたのそうした丁寧な関わりが、部下の「再スタート」を力強く支え、再発防止につながります。焦らず、丁寧に、そして一緒に進んでいきましょう。